沖縄で人気のダイビングスポット「与那国島海底地形」
沖縄県八重山郡、与那国島で1986年、海底にある一枚岩でできた巨大な構造物が発見されました。あまりにも綺麗な直線、階段のようにも見える形は、自然が生み出した偶然なのか、古代の人工物なのかさえもわかっていないため「与那国島海底地形」とだけ名付けられたこの場所は、人気のダイビングスポットとしても有名です。地形の一番深いところで25メートル、一番浅いところは5メートルと、比較的近くにあり、潮の流れなどにも左右されますが、上手くいけばダイビングやシュノーケリングでより近づくことができます。
地形には、通り抜けると岩が広がる「城門」、とても綺麗な段差状になっている「階段」、朽ちてしまった柱が刺さっていた様を思わせる「柱穴」など、遺跡であったらと想定されて名付けられたスポットが数多くあります。海面から差しこむ光と、海の濃さのバランスによって、それらはコバルトブルー、あるいは深緑へと様々に色味を変え、神秘性に拍車をかけます。
浸食によって作り出されたにしてはあまりにも思わせぶり、人工的に作り出されたものなのだとしたら、まだ知られていない文明の証、いずれにしてもロマンを感じさせる、非常に魅力的なダイビングスポットです。
沖縄の人気ダイビングスポット
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